原作「窮鼠はチーズの夢を見る」の読む順番とあらすじ|続編と映画情報のまとめ

原作「窮鼠はチーズの夢を見る」の読む順番とあらすじ|続編と映画情報のまとめ

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原作「窮鼠はチーズの夢を見る」(水城せとな)とは

「窮鼠はチーズの夢を見る」とは、2006年にマンガ家の水城せとなが書いた、異性愛者と同性愛者の人生を描いているBLマンガです。
実は少女コミックからBLが出版されているという珍しい作品なんですが、個人的にはBLマンガに留まらない、ある種の人間の本質を描いている名作マンガだと思っています。

2020年に大倉忠義さんが主演で映画化もされています。
今回は「窮鼠はチーズの夢を見る」についてご紹介いたします。

その他おすすめBL作品について

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「窮鼠はチーズの夢を見る」の読む順番は?

初めての読む人向け

基本的に、初めの方は以下のバージョンを読めば大丈夫です。
「窮鼠はチーズの夢を見る」と続編の「俎上の鯉は二度跳ねる」の二つが収録されています。

※新作番外編「ハミングバード・ラプソディ」は、上記のみ収録されています。

ファン向け

こちらはリブートエディション版で、短編の「黒猫、海へ行く(前編・後編)」が収録されています。(こちらの単行本のみ収録)

Kindleはなく、単行本しかないのでご注意ください。
個人的に、こちらの2つの表紙が一番好きです。二人の関係性が表れているのがわかります…!

各短編の読む順番について

各短編の時系列については以下になります。

1続編「俎上の鯉は二度跳ねる」
2短編「ハミングバード・ラプソディ」
3短編「黒猫、海へ行く(前編・後編)」
4続編「俎上の鯉は二度跳ねる」に収録されている、最後の短編

その他のバージョンについては公式サイトでご紹介していらっしゃいますので、ぜひご参考ください。(公式サイトのリンク




「窮鼠はチーズの夢を見る」のあらすじ

あらすじ
流されるような恋愛をしてきた大伴恭一が再会したのは、大学時代の後輩・今ヶ瀬。
彼は恭一の抱える秘密を黙っている代わりに、ある条件を出す。この再会が恭一の人生を大きく変えていくことに――!?

<収録作品>
「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」「番外編/ハミングバード・ラプソディ」

簡単にあらすじを説明すると、主人公の恭一が大学時代の後輩だった今ヶ瀬と再会します。
彼は調査員みたいな仕事をしていたのですが、あるきっかけで恭一が不倫していたことを知ります。

その秘密を盾に恭一に身体の関係を迫り、実は今ヶ瀬が恭一をずっと想っていたことを打ち明けます。
そこから恭一と今ヶ瀬の歪な関係が始まる、という流れです。

上記のあらすじは本作品のほんの序章にすぎなく、ここから彼らの関係がどんどんエスカレートしていきます。
ただの恋愛漫画だけに留まらず、彼らの心情が全て表現されているところが見どころですので、ぜひ読んでいただきたいです。




映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の情報まとめ

こちらの作品は映像化もされています。
原作読んだ方ならわかると思いますが、肌色が結構出るのでご注意ください。
また、ちょっと原作と違うところありますので、別物と思ったほうがいいかもしれません。

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まとめ

この作品は、私の人生のバイブルとも言えるくらい本当に好きな作品です。
実はBLを初めて読んだのはこの作品です。

当時読んだ時は衝撃だったのですが、読んでいくうちに人間の感情が忌憚なく描かれているのが面白く、一気に読んでしまいました。

少し前の作品ですが、今読んでも全く遜色ないくらい素晴らしい作品ですので、未読の方は是非読んでいただきたいです!