「乙嫁語り」(森薫)とは
「乙嫁語り(おとよめがたり)」は著者の森薫が描いた、中央アジアで暮らす遊牧民の乙嫁たちの生活を描いています。
まだ未完結のシリーズで、細かなタッチの絵で可憐な女性たちを描くのがとても上手い著者さんです。特に中央アジアあたりの伝統的な柄を一つ一つ細かく書いているので、めちゃくちゃ圧巻ですごいです。
ちなみに著者の森薫さんは「エマ」シリーズでも人気です。彼女が好きな方は画集も出してますのでぜひチェックしてみてください。
今回は「乙嫁語り」についてご紹介していきます。
「乙嫁語り」の最新刊発売!
ネタバレしたらあれなんで詳細は書きませんが、アミルの兄、アゼルファンはぜったいに読んでください!!!!
「乙嫁語り」の全巻リスト(未完結)
ただの日常マンガと思いきや、各地方で暮らす女性たちが危険な目にあったりするので、どの巻も見逃せない物語になっています。
個人的に4〜5巻の双子ちゃんの物語がめっちゃ面白いので、超おすすめです!
No, | タイトル | 出版年 | あらすじ |
---|---|---|---|
1 | 乙嫁語り1 | 2011 | あらすじ |
2 | 乙嫁語り2 | 2011 | あらすじ |
3 | 乙嫁語り3 | 2011 | あらすじ |
4 | 乙嫁語り4 | 2012 | あらすじ |
5 | 乙嫁語り5 | 2013 | あらすじ |
6 | 乙嫁語り6 | 2014 | あらすじ |
7 | 乙嫁語り7 | 2015 | あらすじ |
8 | 乙嫁語り8 | 2015 | あらすじ |
9 | 乙嫁語り9 | 2016 | あらすじ |
10 | 乙嫁語り10 | 2018 | あらすじ |
11 | 乙嫁語り11 | 2018 | あらすじ |
12 | 乙嫁語り12 | 2019 | あらすじ |
13 | 乙嫁語り13 | 2021 | あらすじ |
14 | 乙嫁語り14 | 2022 | あらすじ |
「乙嫁語り」のワイド版リスト
通常版と違って、24cm×17cmという大体B5サイズの愛蔵版です。(内容は通常版と変わりありません)
ファンの方にはかなりおすすめで、細かい描写までよく見える上に専用の箱も付いていて、すごくコレクター欲を刺激されます。
ぜひハマったら、単行本をゲットしてみてください!恐らく刷る部数は限られていると思うので、早めにゲットしたほうがいいかと思います。
No, | タイトル |
---|---|
1 | 乙嫁語り1 ワイド版 |
2 | 乙嫁語り2 ワイド版 |
3 | 乙嫁語り3 ワイド版 |
4 | 乙嫁語り4 ワイド版 |
5 | 乙嫁語り5 ワイド版 |
6 | 乙嫁語り6 ワイド版 |
7 | 乙嫁語り7 ワイド版 |
8 | 乙嫁語り8 ワイド版 |
9 | 乙嫁語り9 ワイド版 |
10 | 乙嫁語り10 ワイド版 |
11 | 乙嫁語り11 ワイド版 |
12 | 乙嫁語り12 ワイド版 |
13 | 乙嫁語り13 ワイド版 |
「乙嫁語り」の試し読みできるサイト
「乙嫁語り」の試し読みは以下で読めます。
→アマゾンの試し読み
→DMMブックスの試し読み
→ebookjapanの試し読み
「乙嫁語り」の登場人物
このマンガはほとんどが夫婦で構成されています。
どのカップルもキュンとしてしまうに間違いありません!ぜひ推しの夫婦を見つけてみてください。(個人的にセイレケとユスフの夫婦が大好きです。)
・アミル・ハルガル:21歳、カルルクの妻。ハルガル一族
・カルルク・エイホン:12歳、アミルの夫。エイホン家の跡継ぎ
・アゼル:アミルの兄。イケメン。次の族長。
・セイレケ:カルルクの姉。ユスフの妻。4人のこどもがいる
・ユスフ:カルルクの姉。セイレケの夫。セイレケ大好き!
・パリヤ:アミルの最初の友達。ウマルの婚約者
・ウマル:バリヤの婚約者
・ヘンリー・スミス:イギリス人の研究者。タラスに一目惚れする
・タラス:未亡人。5人もの夫と死別している。スミスに一目惚れする
・ライラ・レイリ:双子の姉妹。自由奔放で悪戯っ子。幼馴染の兄弟と結婚する
・サマーン・ファルサーミ:漁師の兄弟。ライラ・レイリと結婚する
・アニス:ペルシア大富豪の妻。子供が一人。シーリーンに一目惚れする
・シーリーン:一般市民。アニスとは風呂場で出会う
「乙嫁語り」各巻のあらすじ
「乙嫁語り」1巻 あらすじ
20歳のアルミと12歳のカルルクが夫婦になるまでのお話。
なんと夫が12歳という驚きの設定ですが、まあ19世紀末の話なのでこの頃は珍しくない世界です。
最初は子供じゃん・・・と引いていたのですが、厳しい環境下で彼らなりに生き抜いていく姿を見ると、だんだんこの夫妻に感情移入していき、こんな世界もあるんだなと面白く思えてきます。
あらすじ
美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。
遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……?『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!
「乙嫁語り」2巻 あらすじ
アミルの一族は中々の蛮族。せっかくカルルクとの結婚がうまく運びそうだったのに、一悶着が起きます。
平和なひとときが取り戻せるのか、必読の一冊。
あらすじ
くからやってきた騎兵の群れは、アミルのお兄様と、おじ様たち。
結婚式以来のなつかしい顔ぶれに、大きな笑顔を見せるアミル!しかし馬上から見下ろしたまま、おじはこう言った「逆らうつもりか、村へ帰るんだアミル」……!!!
悠久の大地を舞台に描かれる、20歳のヨメと12歳のムコとの恋愛、そして……。人気絶好調、第2巻!
「乙嫁語り」3巻 あらすじ
場面は変わって、イギリス人の研究者のスミスへと視点が変わります。
旅先でアクシデントが起き、そこで未亡人のタラスと出会います。
このタラスがめちゃくちゃ美人で、なんとも切ないストーリーとなっていますので、ぜひ読んでほしいです。
あらすじ
エイホン家の居候イギリス人、ヘンリー・スミス。
彼は長らく滞在した土地をはなれ、カラザそしてアンカラへと旅に出かけた。カラザでは珍しい外国人であるスミスは、町の人並みにもまれ、気がつくと、馬も、荷物も、盗まれてしまっていた!
そして、もう1名、愛馬を盗まれたのが第2の”乙嫁”タラスさん! 今、スミスは運命の女性に出会う……!中央アジアの生活文化を、丁寧な筆致で描き上げる、人気絶好調シリーズ第3巻!!
「乙嫁語り」4巻 あらすじ
タラスと別れを告げて、旅を進めるスミスは双子の姉妹と出会います。
ライラとレイリの姉妹はとにかく破天荒な娘で、いまだ婿が決まりません。
今回は、そんな彼女らの婿を獲得するまでのコメディ物語です。めっちゃ笑えます。
あらすじ
イギリスからの旅行者スミスは、案内人のアリとともに目的地への旅を続けていく。
馬の上で居眠りをしたため、湖に落ちたスミス。彼を助けに向かった少女たちは、元気が大爆発している双子の少女・ライラとレイリであった!! 現在のウズベキスタンにある巨大な塩湖”アラル海”。
その近郊に暮らす人々の生活と文化を描き上げる『乙嫁語り』第3シーズンは作者・森薫の新たな魅力が楽しめる一冊です。
「乙嫁語り」5巻 あらすじ
なんとあのお騒がせの二人、ライラとレイリが結婚します!!!!
一体だれが貧乏くじ・・げふん。幸運を手にしたのでしょうか。
最後まで人騒がせな、かわいい双子の結婚式をぜひお楽しみください。
個人的に4〜5巻が大好きです!!
あらすじ
やんちゃな双子のライラ&レイリにも、ついに結婚相手が見つかった。
この巻では彼ら4人の結婚式を描いた前中後編「祝宴」を一挙に収録! ドタバタにぎやかで、楽しくて、笑顔と涙に満ちた結婚式へようこそ。番外篇としてFellows!(Q)に収録されたショート短篇「岩山の女王」を併録。
「乙嫁語り」6巻 あらすじ
アミルの兄、アゼルへと視点が変わります。
前回はコメディだったのに、いきなりシリアスな展開で、アミルとカルルクの二人に悲劇が襲い掛かります。
続きが気になるアゼル編です。
あらすじ
英国人スミスと案内人アリが、アンカラへの旅を続ける頃、アミルの兄・アゼルは苦悩していた。
生き残るために、カルルクの村を略奪すると決めた親族たち。その背後には、つぶし合いを狙うロシアの思惑が見え隠れする。一族への忠誠心と、妹アミルへの愛情、ふたつの板挟みのなかで、アゼルが決めた「正しい選択」とは……?
前巻までのラブ・コメディーから一転、全編に渡ってアクション描写が冴え渡る、戦闘群像の『乙嫁語り』第6巻!
「乙嫁語り」7巻 あらすじ
場面はスミスの旅へと変わり、そこでアニスという大富豪の妻へと主人公が変わります。
アニスは贅沢な暮らしでつまらなくなり、女性が集まる風呂屋を体験するのですが、そこで運命的な出会いをします。
こんな世界もあるんだなあとある意味興味深かった回です。
あらすじ
旅を続ける英国人スミスと案内人アリ。
アラル海にある双子の村から山を越えて南下し、たどり着いた場所はペルシア。逗留先の主人から歓迎を受けるふたりであったが、そのウラでは第4の乙嫁アニスが、誰にも打ち明けられない悩みを抱えていた……!
姉妹妻と呼ばれるこの地域の習慣を題材に、いま描き出される真の友情の物語。人気絶好調のシリーズ第7巻!
「乙嫁語り」8巻 あらすじ
アルミの友人、バリヤの回です!
バリヤはどうも一言多いタイプの娘。口に難ありですが、性格はまっすぐでいい子なのに未だ縁談が決まらず悩んでいました。
そこで新しい恋をするんですが、それも一癖あって面白い回です。
あらすじ
アミルの友人パリヤにとって、目下のところ気になるのは結婚相手。率直すぎる性格が災いしてか、なかなか縁談がまとまらない日々。
そんなパリヤにも最近、気になる相手ができたようで……。第5の乙嫁(おとよめ)は人気の高いパリヤさんの物語! 果たしてパリヤは結婚できるのか!? 暗黒期から抜け出せるのか!?
悠久の大地・中央アジアを舞台に描くブライド・ストーリー『乙嫁語り』、抱腹絶倒の第8巻!
「乙嫁語り」9巻 あらすじ
バリヤの恋は実るのか!?
果たして結婚ができるのか!?
ただそれだけが気になり、祈りを捧げる巻です。
あらすじ
アミルの友人パリヤの恋模様を描く、好評コミカル第5シーズン!
布支度は進まないし、友達も少なく、自分の気持ちは上手に伝えられない。八方ふさがりのパリヤだが、お遣いの案内役をウマルが申し出たことにより物語は一気に急展開する!
「乙嫁語り」10巻 あらすじ
カルルク、妻から頼られる男になるため、アゼルの元で弓の修行をします。
その一方で、スミスの旅も続いていき、ある意味物語の充電期間でゆったりと楽しめる回です。
あらすじ
4ヵ月の充電期間を終えて、連載再開した『乙嫁語り』!
第10巻の前半はカルルクが”男”になるべく修業をする”男修業”編。アミルの兄が暮らす冬の野営地へ行き、アゼル・ジョルク・バイマトの3人から鷹狩りを学びます。
後半はアンカラへの旅を続けるスミスへ視点が移り、案内人アリとともに旅の様子が描かれていきます。お楽しみに!
「乙嫁語り」11巻 あらすじ
スミス視点の続き。
まさかのタラスとスミスが再会する感動的な回です。
いつ出会えるかもわからないスミスをずーーーーーっと追ってきたタラスが健気で、本当にキュンとしてしまいます。
超おすすめ。
あらすじ
中央アジアを舞台に、さまざまな結婚物語を描き連ねていく『乙嫁語り』。
英国人の旅行者スミスは、旅の目的地アンカラでタラスと再会したあと、ふたたび旅を始めることに。それは、もう一度アミルとカルルクの住む地域へ戻る旅……。
新たに手に入れたアイテム「写真機」とともに、スミスとタラスと、案内人アリの旅路が始まる!
「乙嫁語り」12巻 あらすじ
スミスの旅の続き。写真をとるために今まできた道を戻るのですが、アニスとシーリーンと再会します。
7巻で登場したアニスたちのその後が知れるので、ファンにとっては必読の回です。
あらすじ
中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描き連ねていく『乙嫁語り』。
撮影の旅を続けるスミス一行は、アニスとシーリーンが暮らす町へと戻ってきました。「何もやることがない一日」を描いた前後編、「猫」や「髪」、「風呂」に「手紙」の漫画など、大小さまざまな9篇の作品を収録。
ロシア軍の南下がうわさされるなか、スミスの旅路に幸あらんことを!
「乙嫁語り」13巻 あらすじ
引き続きスミスの旅のお話。
今度は双子の姉妹と再会します。
相変わらず、賑やかな毎日を送る双子とその夫たちですが、スミスたちを歓迎するためにおもてなしをします。
この国の地域ではおもてなしをきちんとしないと、他の家からの評価が下がってしまうので、きちんと料理などでもてなさなきゃいけないのです。
果たして夫妻たちはうまくスミスたちをもてなすことができるのでしょうか?
あらすじ
中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描き連ねていく『乙嫁語り』。
カメラを手に、旅を続けるスミスたち。やがてたどり着いたのは、アラル海周辺の漁村。そこは褐色の双子乙嫁、ライラとレイリが暮らす村であった!懐かしき再会もつかの間、新婚ほやほやの双子によるおもてなしの宴が始まる!
「乙嫁語り」14巻 あらすじ
ずっと大変な目にあっていたアミルの兄、アゼルがとうとう結婚します!!!
一体相手は誰なのか?果たしてアゼルは幸せになれるのか、ぜひご覧ください。
あらすじ
中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描く『乙嫁語り』。
アミルの兄、アゼルとその仲間たちは、草原の民どうしの結束を果たすために「馬競(うまくら)べ」へ参加することに! 新たな乙嫁も多数登場!